最近、ITパスポート試験に無事合格しました。合格までの勉強内容をまとめてみたいと思います。
この記事でわかること
・ITパスポート合格に必要な勉強方法、時間が分かる
ITパスポートとは
試験を主催している独立行政法人情報処理推進機構(IPA)によると、下記の説明がされています。
ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべき、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)公式HP
実際に勉強してみると、ITに関する基礎知識にとどまらず、社会人として必要なビジネス知識も多数範囲にありました。出題範囲としては以下のようなものがあります。
- IT技術者の役割 – IT技術者がビジネスにおいて果たす役割や、必要とされるスキル・知識などについて。
- 基礎的なIT知識 – コンピュータの基礎知識、ネットワークの基礎、ソフトウェア、ハードウェアなどの一般的な知識。
- ビジネスマインド – プロジェクト管理、品質管理、ビジネスプロセス、マーケティングなどのビジネス全般に関する知識。
- 経営戦略やマネジメント – 経営戦略の策定や、ビジネスモデル、組織運営などの知識。
- 情報セキュリティ – 情報の保護やセキュリティ管理、リスク管理などの知識。
- システム開発 – システムの開発プロセスや、要件定義、設計、テストなどのフェーズに関する知識。
合格率について
IPAのHPにて合格率が公表されています。一部の資料を抜粋すると、IT系が52.1%,非IT系が55%で、大学、専門学校、高校生になると合格率が下がっています。社会人でも半分ほど落ちますので、しっかり対策しないと合格できないことが予想されます。
勉強したこと
参考図書
使用した参考図書は下記です。この一冊のみで合格できました。
いちばんやさしい ITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集
その他
上記参考図書には、スマホアプリ(模擬試験)とUDEMYの動画での学習動画があります。通勤中はUDEMYの動画学習、隙間時間にスマホアプリで模擬試験を解く、じっくり時間があるときは書籍に眼を通す、という作戦でおよそ1ヶ月勉強しました。時間で言うと、おおよそ20時間だったと思います。ただし、社会人としては8年ほど経験がある状態でしたので、特に勉強しなくても分かる部分も多かったです。体感では30〜40%程度でしょうか。
社会人経験が全くない場合ですと、もう少し勉強時間もかかると思います。
UDEMYのリンク
試験結果
評価点はストラジ系、マネジメント系、テクノロジ系に分かれており、総合評価で600点以上、かつ各分野ごとに300点以上が必要となります。私は総合点765点で合格しました。
各分野毎に300点以上という条件については、一つの分野で300点が取れないようなら、総合点も600点は難しいので、あまり気にすることはないような気はします。。
以上、参考になれば幸いです。